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10年米重賞格付けが決まる、アーカンソーダービーなどG1に

米重賞格付け委員会(サラブレッド馬主・生産者協会の内部組織)は12/3、来年の米重賞格付けを発表した。昇格は15競走、降格は23競走。また、重賞格付けの条件を満たしていない2競走が格付けを剥奪された。来年からG1に昇格するのは、アーカンソーダービー、アルフレッドG.ヴァンダービルトH、クラークHの3競走。一方で、サンタマリアHなど5つのG1がG2へ降格となった。米国のG1競走は今年まで4年連続で前年より増加していたが、来年は2競走減の113競走となる。また、来年が施行3年目となるBCジュヴェナイルフィリーズターフとBCターフスプリントがG2に、BCマラソンがG3にそれぞれ格付けされ、現行のBC14競走はすべて重賞(うちG1は10競走)となった。なお、格付け委員会は翌12/4、ペンシルヴェニア州で行われたG2ペンシルヴェニアダービー、G3プレスクアイルダウンズマスターズS、G2コティリオンSの3競走の重賞格を、今年については取り消すことを決めた。その理由について格付け委員会は、今年から重賞格付けの要件としていたアルカリ性物質(競走馬の乳酸を中和させるための重炭酸ソーダ化合物)の検査が、同州で実施されなかったためとしている。3競走とも来年は重賞として予定されており、降格もされていない。


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