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キーンランド11月セール閉幕、平均価格下降も売却率は上昇

米ケンタッキー州で開催されていたキーンランド協会ノヴェンバーブリーディングストックセールは11/22、全13日間の日程を終了、全体的に低調な気配ではあったが、売却率は昨年を上回るなど明るさも見られる結果となった。落札総額は15日間開催だった昨年比13.9%減で、平均価格も6.5%減。しかし、中間価格は昨年と同額で、売却率は国外のバイヤーによる積極的な購買もあり、昨年を6.3ポイント上回った。注目を集めた名門オーヴァーブルックファームの閉場に伴うディスパーサル(馬資産売却)では、セール最高価格馬ともなったオネストパスート(牝4、父ストームキャット、ヴェルトハイマー兄弟が310万ドル=約2億7900万円で落札)を筆頭に、繁殖牝馬と当歳馬の計148頭が総額3176万ドル(約28億5840万円)で売却され、セールを底支えした。また、初日に上場された02年の米年度代表馬アゼリ(牝11)はノーザンファーム代表の吉田勝己氏が225万ドル(約2億300万円)で落札。今後は日本で繁殖生活を送る。


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