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ゼニヤッタ13連勝/レディーズシークレットS

◇レディーズシークレットS(米G1)
10/10 サンタアニタパーク 3歳以上牝
総賞金29万9000ドル 1着賞金18万ドル
オールウェザー8.5ハロン(左) Fast(速) 7頭 1分42秒89
1.ゼニヤッタ
牝5 黒鹿毛 123ポンド 米国ケンタッキー産
父ストリートクライ
母ヴェルティジヌー
母の父クリスエス
2.リーサルヒート
(牝4 123ポンド 父アンユージュアルヒート)
3.ココアビーチ
(牝5 123ポンド 父ダンレイルコート)
着差:1-1/4、クビ、3/4
・馬主/モス夫妻
・調教/J.シレフス(米)
・生産/マーヴェリックプロダクション
・騎手/M.スミス
単勝1.4倍の1番人気に支持されたゼニヤッタが、後方2番手追走から最終コーナーで先団に取りついて大外に持ち出されると、直線で鋭い末脚を発揮。名牝パーソナルエンスン(※)の記録に肩を並べるデビュー13連勝を達成した。
前走G1クレメントL.ハーシュSこそアナバーズクリエーション(今回5着)にアタマ差の辛勝だったが、ここは力の違いを見せつける完勝。このレースは連覇で、G1・7勝目を挙げた。
次走は牡馬相手のG1BCクラシック(11/7、サンタアニタ、AW10F)か、連覇のかかるG1BCレディーズクラシック(11/6、同、AW9F)。陣営はダブル登録を行う予定で、どちらに出走するかは直前に決めるとしているが、G1BCクラシック挑戦を期待する周囲の声はこれまで以上に高まっている(ゼニヤッタのキャリア13戦は全て牝馬限定戦)。
※パーソナルエンスン(84年生、牝、父プライヴェートアカウント):88年米最優秀古牝馬。2~4歳時13戦13勝、G1・8勝。4歳時には牡馬相手のG1ホイットニーHも制している。G1ケンタッキーダービーを制した1歳年下の牝馬ウィニングカラーズをハナ差で下して無傷の13連勝を決めた現役最終戦・G1BCディスタフ(現G1BCレディーズクラシック)は、今なお語り継がれるブリーダーズカップ史上屈指の名勝負。93年に米競馬博物館名誉の殿堂入りを果たした。


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