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キーンランドセプテンバーセール、前年を大きく下回る

米国最大の1歳馬市場であるキーンランド社セプテンバーイヤリングセール(9/14~17、19~28)は選抜された一流血統馬が揃う2日目までを終了、昨年を大きく下回る深刻な結果となった。2日目までの落札総額は昨年比48.2%減の5875万6000ドル(約52億8800万円)。平均価格は30.0%減の26万4667ドル(約2400万円)、中間価格は28.3%減の21万5000ドル(約1935万円)と大幅に落ち込んだ。売却率も7.6ポイント減の61.8%で、経済不況による逆風は相変わらず強く吹き続けていることを改めて実感させる数字が並んだ。2日目までの最高価格馬は、15日に上場されたストームキャットと06年米最優秀古牝馬フリートインディアンの間に産まれた牡馬。ムハンマド殿下の代理人ジョン・ファーガソン氏が205万ドル(約1億8500万円)で落札した。また、今回のセリではオーヴァーブルックファーム閉鎖に伴うディスパーサル(馬資産売却)も行われ、2日目までに11頭の1歳馬が上場、すべて売却された(3日目以降も38頭が上場予定)。最高価格馬はストームキャットと96年米最優秀芝牝馬ワンデスタを両親に持つ牝馬で、フォックスヒルファームの代理人トム・マクグリーヴィー氏が47万5000ドル(約4300万円)で落札している。


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