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スタチェリータ繰り上がりＶ／ヴェルメーユ賞
◇ヴェルメーユ賞（仏Ｇ１）
９／13 ロンシャン ３歳以上牝
総賞金30万ユーロ １着賞金17万1420ユーロ
芝2400ｍ（右） Bon（稍良） 12頭 ２分29秒１
１．スタチェリータ
牝３ 青毛 54.5キロ フランス産
父モンズーン
母ソワニエ
母の父ダッシングブレード
２．プルメーニア
（牝３ 54.5キロ 父アナバー）
３．ボードミーティング
（牝３ 54.5キロ 父アナバー）
※１位入線のダーレミは５着に降着
着差：（短首）、１-1/2、短頭
・馬主／M.シュワルツ&モナスティック厩舎
・調教／J.-C.ルジェ（仏）
・生産／J.-P.-J.デュボワ
・騎手／C.ルメール
10月４日のＧ１凱旋門賞を見据えたＧ１ヴェルメーユ賞は、無敗の仏オークス馬スタチェリータとＧ１・２連勝中のダーレミの初対決に注目が集まった。
スタチェリータは内ラチ沿いの３番手を追走。直線に入るとペースメーカーから譲り受けた進路を通って先頭に立ったが、末脚を伸ばすダーレミに徐々に差を詰められゴール直前で交わされた。しかし、１位入線のダーレミが直線でソベラニアの進路を妨害したとして５着に降着。スタチェリータが繰り上がりで優勝した。
勝ったスタチェリータはこれで通算６戦６勝。タナボタでの勝利となったものの、昨年10月のデビューからの連勝を「６」に伸ばすとともに、Ｇ１サンタラリ賞、Ｇ１ディアヌ賞（仏オークス）に続くＧ１・３勝目を挙げた。
次走はもちろんＧ１凱旋門賞（ロンシャン、芝2400ｍ）。ちなみに、昨年はザルカヴァ がＧ１ヴェルメーユ賞をステップにしてＧ１凱旋門賞を制した。スタチェリータはザルカヴァに続く史上２頭目の無敗の３歳牝馬によるＧ１凱旋門賞制覇に挑む。なお、９／16現在、Ｇ１凱旋門賞の前売り人気（英ブックメーカー・スカイベット社）で、スタチェリータはコンデュイトと並ぶ単勝８倍の３番人気に支持されている。
＜凱旋門賞・前売り単勝オッズ＞
・シーザスターズ 2.1倍
・フェームアンドグローリー 5倍
・コンデュイト 8倍
・スタチェリータ 8倍
・キャヴァルリマン 9倍
・ダーレミ 10倍
・ヴィジオンデタ 13倍
・サリスカ 15倍
・ゲッタウェイ 17倍
・スパニッシュムーン 17倍
（スカイベット社、９／16現在）
