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ゴーンウエストが安楽死

現地時間9月7日、米ケンタッキー州ミルリッジファームで功労馬として繋養されていたゴーンウエストに安楽死の措置がとられた。5日に受けた疝痛の手術後に合併症を引き起こしたことによるもので、25歳。同馬は今年5月に種牡馬引退が発表されたばかりだった。
1984年生まれのゴーンウェストは父ミスタープロスペクター、母セクレッタム、母の父セクレタリアトという血統の米国産馬で、現役時は北米で2~3歳時17戦6勝。G1ドワイヤーS、G2ゴッサムS、G2ウィザーズSを制している。
4歳時(1988年)からミルリッジファームで種牡馬入り。産駒からスパイツタウン(米最優秀スプリンター、G1BCスプリント)、ザフォニック(欧州最優秀2歳牡馬、G1モルニ賞などG1・4勝)、コメンダブル(G1ベルモントS)、ダホス(G1BCマイル2回)、ジョハーUSA(G1BCターフ)、ケイムホームUSA(輸入種牡馬、G1サンタアニタダービーなどG1・3勝)、グランドスラム(G1米シャンペンS、G1米フューチュリティS)などG1馬を多数送った。
日本では、ビクトリーテツニーUSA(カペラS)、スイートオーキッドUSA(クリスタルカップ)、ザフォリアUSA(京都4歳特別)の3頭が重賞ウイナーとなっている。
また、産駒が種牡馬・繁殖牝馬として成功するケースが多く、その血脈は近年注目度を増していた。


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