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来年の北米生産頭数は激減か、米ジョッキークラブが見通し発表

米ジョッキークラブは8/14、北米地域(アメリカ、カナダ、プエルトリコ)における来年のサラブレッド生産頭数が3万頭になる見込みを明らかにした。また、今年の生産頭数(推定値)も昨年同時期に発表された3万5400頭から3万4000頭に下方修正。これらの予測値がいずれも正しければ、一挙に4000頭減(マイナス11.8%)という大幅な落ち込みとなる。世界最大のサラブレッド生産国であるアメリカを含む北米地域の生産頭数は00年以降、およそ3万7000頭から3万8000頭の間で推移していたが、06年以降は徐々に減少。ここに昨年9月以降の景気後退に伴うサラブレッドセリ市場の減速が追い討ちをかけ、生産者が今季の交配を自重したことが生産頭数減少の要因と見られている。
【北米サラブレッド生産頭数推移】
※07年から10年は推定値、カッコ内は前年比
2000年:37,750頭
2001年:37,900頭(△0.4%)
2002年:35,975頭(▲5.1%)
2003年:37,063頭(△3.0%)
2004年:37,940頭(△2.4%)
2005年:38,332頭(△1.0%)
2006年:38,012頭(▲0.8%)
2007年:37,500頭(▲1.3%)
2008年:36,600頭(▲2.4%)
2009年:34,000頭(▲7.1%)
2010年:30,000頭(▲11.8%)


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