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サンクラシークが繁殖入り

現地時間7月21日、フジキセキ産駒の豪州産馬で、昨年のG1ドバイシーマクラシックを制した牝馬サンクラシーク(牝5)が引退、繁殖入りすることがわかった。昨年7月に負傷した腱が完全に回復しきらないことから関係者によって決断が下されたもの。この後は母国オーストラリアに戻り、リダウツチョイスと交配される予定になっている。
サンクラシークは父フジキセキ、母エルフェンジャー、母の父ラストタイクーンIREという血統の豪州産馬。2歳時のデビューから3歳時は南アフリカのマイク・バス厩舎に、以降は同じく南アフリカのマイク・デ・コック厩舎に所属した。
通算成績は南ア・UAEで2~4歳時15戦9勝。結果的に引退レースとなったG1ドバイシーマクラシックを含め、G1で4勝を挙げた。3歳時には南アフリカ2006/07年シーズン最優秀3歳クラシック牝馬(1600m以上の活躍を対象)に選出されている。
G1ドバイシーマクラシック後に欧州の大レースを使われるプランが持ち上がり、英国に運ばれて調教が積まれていたが、その矢先に腱を故障。その後は1走もできず、5歳時(北半球齢では現在6歳)は不出走だった。


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