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名種牡馬ラーヒの受精能力低下、スタッドキャリアに幕

米ケンタッキー州スリーチムニーズファームは7/1、繋養種牡馬ラーヒの引退を発表した。受精能力低下のためで、今季は1頭も受胎の報告が上がっていないという。今後は同ファームで功労馬として余生を送る。ラーヒは80年に加年度代表馬と米最優秀古牝馬に輝いた名牝グローリアスソング(通算G1・4勝)の仔で、96年のG1ジャパンCを制したシングスピールIRE(父インザウィングス)の半兄。現役時は英米で2~4歳時13戦6勝、4歳時に米G2ベルエアHを制した。5歳時(90年)からスリーチムニーズファームで種牡馬入り。産駒からはファンタスティックライトUSA(欧州年度代表馬、米最優秀芝牡馬、G1BCターフなどG1・6勝)を筆頭に、セレナズソング(米最優秀3歳牝馬、G1・11勝)、ドリーミングオブアナ(米最優秀2歳牝馬、G1BCジュヴェナイルフィリーズ)など、これまで13頭のG1勝ち馬を送っている。日本での産駒はフライングアップルUSA(スプリングS)、トキオパーフェクトUSA(クリスタルC、中日スポーツ賞4歳S)、グラスワールドUSA(ダービー卿チャレンジトロフィー)の3頭が重賞を制した。


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