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シーザスターズ、古馬を凌駕/英エクリプスS

◇英エクリプスS(英G1)
7/4 サンダウンパーク 3歳以上
総賞金50万ポンド 1着賞金28万3850ポンド
芝10ハロン7ヤード(右) Good(稍良) 10頭 2分03秒40
1.シーザスターズ
牡3 鹿毛 122ポンド アイルランド産
父ケープクロス
母アーバンシーUSA
母の父ミスワキ
2.リップヴァンウィンクル
(牡3 122ポンド 父ガリレオ)
3.コンデュイト
(牡4 133ポンド 父ダラハニ)
着差:1、4-1/2、5
・馬主/C.ツイ
・調教/J.オックス(愛)
・生産/サンダーランドホールディングズ
・騎手/M.キネーン
好スタートから中団やや後方まで一旦下げ、直線で力強く馬群を抜け出してきた英2冠馬シーザスターズが、1番人気に応えて快勝。同じ3歳馬のリップヴァンウィンクル(G1英ダービー、G1英2000ギニーでともに4着)の追撃を1馬身封じ込めた。
2番人気に支持された古馬のエース・コンデュイト(昨年のG1BCターフを制覇)は、シーザスターズから5馬身半差の3着。さらに5馬身開いた4着には、コンデュイトを前走G3ブリガディアジェラードSでハナ差の2着に下したツィーマデトリオンフェ(昨年の伊ダービー馬)。両頭とも1・2着馬との斤量差が11ポンド(約5キロ)あったとはいえ、今回は結果的に引き立て役となってしまった。
勝ったシーザスターズはこれで通算6戦5勝。当初この1週前(6/28)のG1愛ダービーに出走を予定していたが、管理するジョン・オックス師はレース当日の軟らかい馬場状態(稍重)では能力発揮が難しいと判断、出走を取り消していた。
今後の進路についても同師は慎重な姿勢を保っており、馬の体調や馬場の状態を見ながら決めるとしている。ただし、1970年のニジンスキー以来39年ぶりの英三冠がかかるG1英セントレジャー(9/12、ドンカスター、芝14F132Y)出走の可能性については明確に否定。今後は芝10ハロンから12ハロンのレースを使って行きたいとしている。
それだけに次走は流動的だが、8/18のG1英インターナショナルS(ヨーク、芝10F88Y)あたりが現時点では最有力となっている。


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