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米チャンピオンサイアー・ブロードブラッシュが死亡
94年の米チャンピオンサイアーに輝いたブロードブラッシュが5/15、米ケンタッキー州のゲインズウェイファームで死亡した。老衰が著しく、やむなく安楽死の措置がとられたもの。26歳だった。ブロードブラッシュは米年度代表馬アックアックの産駒。2歳から4歳まで走ってG1サンタアニタH、G1サバーバンH、G1ウッドメモリアル招待S、G1メドウランズカップSとG1・4勝を挙げ、88年にゲインズウェイファームで種牡馬入り。3世代目の産駒からは94年のG1BCクラシックを制したコンサーン(翌年にG1カリフォルニアンSも制覇)が登場。02年にはG1ケンタッキーオークスとG1アラバマSを制したファーダアミーガが米最優秀3歳牝馬に選出され、エクリプス賞受賞馬の父となった。また、日本でも01年のフェブラリーS、根岸Sなど重賞6勝のノボトゥルーUSA、00年のシルクロードS、ガーネットSなど重賞6勝のブロードアピールUSAが活躍した。ブロードブラッシュは受胎率の低下を理由に04年のシーズンを最後に種牡馬を引退。功労馬として余生を過ごしていた。