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アドマイヤメインが南アフリカへ輸出

今シーズンから安平町の社台スタリオンステーションで種牡馬生活を送っていたアドマイヤメイン(牡6歳、父サンデーサイレンス)が、南アフリカへ輸出されることになった。
同馬は2003年のJRHAセレクトセール出身馬。早来町のノーザンファームから上場されると、セール4番目の高額となる1億4595万円で近藤利一氏に落札された。競走成績は22戦4勝(海外1戦)。G2青葉賞、G3毎日杯を制したほか、G1ダービーではメイショウサムソンの2着と健闘するなど、引退するまで重賞戦線を戦線を賑わした。
現役登録抹消後は海外からのオファーもあったが、同SSで種牡馬入り。母にプロモーション(G3クイーンS)、近親にアドマイヤジュピタ(G1天皇賞・春)らがいる優秀な母系を持つサンデーサイレンスの後継として人気を集めていた。しかし、このほど南アフリカとのパイプを持つエージェントを介して海外移籍が決定。5月中旬に種付業務を終了し、日高町のブリーダーズスタリオンステーションで輸出検疫に入った。6月11日に成田空港から出国するという。
南アフリカはアフリカ大陸最南端に位置する共和制国家。競馬の歴史は古く、ICSC国際セリ名簿基準委員会では85年にパート1国入りしている。年間のサラブレッド生産頭数は約2800頭で、海外からの輸入が多い。同国では豪州産フジキセキ産駒のサンクラシークがG1ドバイシーマクラシックなどG1・4勝と大活躍していることから、同じサンデーサイレンスの血を引く同馬に白羽の矢が立ったようだ。


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