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ベイズ騎手が世界最多勝騎手に返り咲く

現地時間5月14日、アメリカのラッセル・ベイズ騎手(50歳)が、米カリフォルニア州ゴールデンゲートフィールズ競馬場第2レースでスマートシュガーに騎乗して勝利。通算1万521勝目を挙げ、ジョルジ・リカルド騎手に奪われていた歴代世界最多勝騎手の座に返り咲いた。
ベイズ騎手は2006年12月に通算9531勝目を挙げ、それまでラフィット・ピンカイ騎手が保持していた通算最多勝の記録を更新した。
しかし、2007年2月、アルゼンチンをベースに騎乗するブラジル人ジョッキーのリカルド騎手が9591勝目を挙げてベイズ騎手の通算勝利数を追い越し、世界最多勝ジョッキーとなった。
その後は両者による抜きつ抜かれつの争いが続いたが、8月にリカルド騎手が9803勝目を挙げてトップに躍り出ると、その後はベイズ騎手との差を開き、2008年1月にリカルド騎手が1万勝の大台に到達。遅れること約1カ月、2月にはベイズ騎手も通算1万勝を達成した。
今年3月、通算勝ち鞍を1万520勝まで伸ばしていたリカルド騎手は、ブラジルのシダージジャルジン競馬場で行われたG1ラティノアメリカーナジョッキークラブ&競馬場協会大賞でフライミートゥザムーンの手綱を取ったが、落馬して負傷、現在も休養中。この間にベイズ騎手が再びその差を詰めていた。
5月20日現在、ベイズ騎手は通算1万535勝を挙げている。


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