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「千葉セール」開催、売却率、売上げアップ

今年最後のトレーニングセールとなった千葉県両総馬匹農協主催の「千葉サラブレッドセール/2歳トレーニング」が5月18日、千葉県の船橋競馬場で開催された。セリでは31頭(牡13頭、牝18頭)が上場され、28頭(牡12頭、牝16頭)が売却。売却総額は前年比31.7%増の2億2764万円、売却率は同34.76ポイント増の90.32%、平均価格は同237万円アップの813万円と、全てにおいて前年以上の数字を叩き出した。
最高価格は最優秀古牝馬ダイヤモンドビコーの半妹にあたるステラマドリッドの2007(牝、父キングカメハメハ、販売申込者/千歳市・社台ファーム)で3202万5000円。激しい競り合いの末、新ひだか町の(有)ケイアイファームが落札した。また、牡馬の最高価格はブライアンズタイム産駒のモーメンツオブマジック2007(販売申込者/日高町・(有)下河辺牧場)で1785万円だった。
一方、同時開催された「千葉サラブレッドセール/1歳」には11頭が上場され、2頭が売却。売却総額は420万円、売却率は18.18%、平均価格は210万円という結果に終わった。
4月のJRAブリーズアップセールから始まった今年の2歳市場は、これですべて終了。世界不況の影響が心配されたが、全セールとも売却率が前年を上回る好結果となった。1歳・当歳市場を控える市場関係者は「この好成績をつなげていきたい」としている。


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