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中央 アラカルト

皐月賞アラカルト

1着アンライバルド 岩田騎手
2着トライアンフマーチ 武幸騎手
3着セイウンワンダー 内田博騎手
①アンライバルド
3番人気のアンライバルドがクラシック三冠レース第1戦の皐月賞を制覇。これで通算成績は5戦4勝。JRA重賞は、スプリングSに続く2連勝で通算2勝目。本馬の兄に96年の日本ダービーを制したフサイチコンコルドがおり、兄弟でのクラシック制覇となった。兄が日本ダービー、弟が皐月賞を制したのはアグネスフライト(00年日本ダービー)、アグネスタキオン(01年皐月賞)以来で4組目。また、01年の京成杯を制したボーンキングも母がバレークイーンであり、兄弟3頭がJRA重賞を制覇したことになる。
②関西馬
関西馬の勝利は05年のディープインパクト以来5年連続。クラシック競走に限ると関西馬の16連勝となった。皐月賞の通算成績は関東馬36勝、関西馬は33勝。
③父子制覇
父ネオユニヴァースも03年に皐月賞を制しており、(父)アグネスタキオン~(子)昨年キャプテントゥーレに続く6組目の本競走父子制覇となった。ネオユニヴァース産駒のJRA重賞は5勝目。G1は初制覇。なお、父ネオユニヴァースは日本ダービーも制覇しており、アンライバルドにはシンボリルドルフ(84年)~トウカイテイオー(91年)以来史上2組目の父子皐月賞・日本ダービーの2冠制覇の期待がかかる。
④岩田騎手
本レース初制覇。JRA・G1制覇は、昨年の朝日杯FS(セイウンワンダー)以来となり、通算では8勝目。JRA重賞は、本年は3勝目となり、通算27勝目。
⑤友道師
昨年の天皇賞・春(アドマイヤジュピタ)以来となる2度目のJRA・G1勝利。なお、天皇賞・春も今回と同じく岩田騎手とのコンビで制している。JRA重賞勝利は、本年は本馬で制したスプリングSに続く2勝目で、通算では9勝目。
⑥サンデーサイレンス系
祖父サンデーサイレンスのデビュー世代である95年以来の15年間で、“父サンデーサイレンス”が7頭、“祖父サンデーサイレンス”が2頭の合計9頭が、本レースを制している。
⑦3強対決
本年の皐月賞はロジユニヴァース、リーチザクラウン、アンライバルドの“3強対決”の構図に。近年の皐月賞の“3強対決”は、93年のウイニングチケット・ビワハヤヒデ・ナリタタイシンや、98年のスペシャルウィーク・セイウンスカイ・キングヘイローが記憶に新しいが、いずれも1番人気馬が敗れている。今年はロジユニヴァースが14着に。なお、同レースで1番人気馬が二桁着順に敗れたのは、61年のハクシヨウ(11着)、82年のハギノカムイオー(16着)、89年のサクラホクトオー(19着)の例があり、本レース史上4頭目。
(G1にはJpn1を含む)


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