ニュース

中央 その他

「装蹄競技大会」開催、装蹄師8名が腕を競う

馬産地の装蹄師で組織する北海道日高装蹄師会主催の「第15回装蹄競技大会」が4月10日、浦河町のJRA日高育成総合施設軽種馬装蹄所で開催され、サラブレッドのフットケアに従事する8名が、日頃の技術や知識を競った。
大会は会員の技術向上と、秋に栃木県で行われる全国装蹄競技大会の予選を兼ねて行われたもの。今年は同装蹄師会に所属する、21歳から36歳の若手装蹄師8名が出場した。
競技は、馬の蹄や脚の状態から装蹄方法を記入する「装蹄判断」、作った蹄鉄を馬に装着する「装蹄」、1本の鉄の棒(鉄かん)から蹄鉄を作製する「単独造鉄(新標準蹄鉄07タイプ)」の3つ。審査員や会員が見守る中、各選手は限られた時間内に課題をこなそうと、額に汗を滲ませながら競技に取り組んだ。
厳しい審査の結果、安平町のノーザンファームに勤務する中館敬貴装蹄師が2年連続で優勝し、上位4名が全国大会への切符を手にした。


ニュース一覧

  • 全て
  • 中央
  • 地方
  • 海外