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門別競馬場でナイター試走会、「明るくて走りやすい」と好評

今年度からホッカイドウ競馬のメイン競馬場となる、ナイター照明が完成した日高町の門別競馬場で4月9日夜、照明・カメラテストを兼ねた本番さながらの試走会が行われた。
同競馬場は総工費12億3900万円で、新スタンド「ポラリス☆ドーム」やナイター照明、新パドックなどを整備。ナイター照明は、1周1600㍍の馬場に最大照度500ルクス、高さ19㍍の照明塔を42基設置した。
試走会には同競馬所属馬8頭が出走。装鞍、馬場入場から返し馬、発走まで、本番を想定して実施された。厩舎関係者に開放されたポラリス☆ドームでは、自慢の大型スクリーン「JBCビジョン」や場内テレビも放映。全馬が無事ゴールを駆け抜けると、見守っていた約200人のギャラリーから安堵のため息が漏れた。
騎乗を終えた調騎会騎手部会会長の佐々木国明騎手は「旭川競馬場より明るくて走りやすい。影も出ないし、まったく問題ありませんでした」と満足そうな表情。開幕を前に「スタンドもきれいになり、ファンの方に楽しんでもらえる舞台は整いました。ぜひ足を運んでいただきたいですね」と意気込みを語った。
同競馬は4月29日に札幌競馬場で開幕。門別競馬場での「グランシャリオナイター」は5月20日から11月19日まで、14開催76日間の日程で行われる。


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