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「サポーターズクラブ2009」会員募集開始(ホッカイドウ競馬)

ホッカイドウ競馬を支援する馬産地のサポート組織、日高軽種馬振興対策推進協議会・北海道競馬運営改善対策室は3月21日、「ホッカイドウ&地方競馬サポーターズクラブ2009」の会員募集を開始した。
サポーターズクラブは、ホッカイドウ競馬の運営改善の一助となるよう、同対策室が2001年から実施しているもの。コスモバルクといったスター候補が続々とデビューする同競馬を、全国のファンにサポーターになって楽しんでもらう人気企画で、今年で9年目を迎える。
愛馬が優勝した際には関係者と一緒に記念撮影(口取り)に参加できるなどの特典があり、馬主気分を味わいながら競馬への関心を深め、熱心なファンを増やすことを目的に取り組んできた。08年までの8年間で、全国から延べ3万人を超えるファンが参加。その比率は道内4割強、道外6割弱で、サポーターの輪は日本全国に広まっている。
今年の募集対象馬は、ホッカイドウ競馬所属114頭(2歳86頭、3歳以上28頭)、岩手競馬所属11頭、金沢競馬所属1頭、笠松競馬所属8頭、福山競馬所属10頭、佐賀競馬所属3頭の合計147頭。デビュー前の2歳馬では、北海道2歳優駿を制したメトロノースの半妹(父デュランダル)や、弥生賞3着馬モエレエキスパートの全妹が、歴戦の古馬ではお馴染みのコスモバルク、ジンクライシスなどがラインナップされた。
新年度の会員募集は10月31日まで。受付期間を大幅に延ばしたことで、今まで以上にファンが参加しやすくなった。会員登録は、同対策室のウェブサイト(PC=http://www.h-keiba.net、または携帯=http://www.h-keiba.com)の登録ページにアクセス。1人5頭(ホッカイドウ競馬所属馬を最低1頭登録)まで登録が可能となっている。
ホッカイドウ競馬での特典は、①ホッカイドウ競馬の競馬場に無料で入場できる(携帯電話用web版「会員証」を提示)、②「愛馬」が同競馬のレースで優勝すれば関係者と一緒に口取り(記念写真撮影)に参加できる、③さらに「愛馬」(2歳馬のみ)が活躍する毎に与えられるポイントの合計で上位にランクされたサポーターに記念写真などをプレゼント。なお、他地区の特典については同対策室ウェブサイトで確認できる。
ホッカイドウ競馬は今年から、北海道競馬事務所に代わり、馬産地・日高に本拠地を移した(社)北海道軽種馬振興公社に開催業務を委託する新体制でスタート。昨年まで行われていた旭川ナイターから撤退し、リニューアルされた門別競馬場を基幹競馬場としたナイター競馬が主軸となる。この“改革元年”を成功に導く助力となれるよう、同対策室はサポーターズクラブを中心に、ファン拡大と売上げアップに貢献したいとしている。


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