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2008年生産頭数、種付牝馬頭数まとまる

JRHR日本軽種馬登録協会とJBBA日本軽種馬協会の集計による、2008年の生産頭数、種付牝馬頭数、輸入頭数がこのほど発表された。
これによると08年の全国の生産頭数は7369頭で、前年に比べ164頭(-2.2%)の減少。うち、サラ系統は7361頭で前年比162頭減(-2.2%)、アラ系統はわずか8頭で同2頭減(-20.0%)となった。サラ系統は7年連続で、アラ系統は14年連続で減少し、トータルでも16年連続での減少となった。
地域別では新ひだか町の1876頭がトップ。以下、浦河町の1291頭、日高町の1232頭、胆振地区の1206頭、新冠町の1144頭と続いた。全国における北海道が占める割合は96.44%。日高地区は79.51%、胆振地区は16.37%となった。
種付牝馬頭数は全国で1万263頭。前年に比べ7頭増(+0.1%)となり、17年ぶりに前年を上回った。うち、サラ系統は1万234頭で前年比12頭増(+0.1%)で、6年ぶりに増加。アラ系統は29頭で同5頭減(-14.7%)だった。
地域別のトップは新ひだか町の2477頭。以下、浦河町の1839頭、日高町の1745頭、新冠町の1676頭、胆振地区の1624頭となった。なお、アラ系統は日高町の13頭が最も多く、以下、十勝地区の8頭、新冠町と栃木県の3頭と続いた。
また、08年のサラブレッドの輸入頭数は309頭で、前年に比べ17頭増加(+5.8%)。07年は欧米マーケットの高騰やユーロ高を背景に、前年比139頭の大幅減となっていたこともあり、3年ぶりにプラスに転じた。
輸入馬の内訳は、種牡馬7頭、繁殖牝馬135頭(受胎113頭、空胎22頭)、競走馬167頭(牡102頭、牝65頭)。産地別では米国産188頭、愛国産44頭、英国産29頭が上位を占めた。


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