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JBBA研修生修了式、30期生8名が旅立ち

JBBA日本軽種馬協会が行っている生産育成技術者研修の「2008年コース第30期生修了式」が3月12日、新ひだか町のJBBA静内種馬場研修所で行われ、一流ホースマンの卵8名が旅立った。
第30期生は北海道内外から集まった20歳から30歳までの男性8名。1年間の厳しい研修を通し、馬の扱い方や騎乗技術、馬学全般などを学んできた。屋内馬場で行われた騎乗供覧では、研修馬に跨り見事な手綱さばきを披露。心配そうに見守る家族や就職先となる牧場関係者を感心させた。
修了式では木村慶純場長が修了証書と記念品を授与。今原照之JBBA副会長や来賓から「ここで学んだ知識や技術を生かし、強い馬づくりに励んでほしい」と祝辞が贈られた。最後に研修生を代表し、最年長の渡由勝さんが謝辞。「最初は不安だったが、7人の仲間、教官、寮監といった周囲の皆さんのお陰で乗り越えることができた。特に研修馬には感謝の気持ちが絶えない。30期生の誇りを忘れずに業界の役に立てるよう頑張りたい」と決意を述べた。
同研修は、世界に通用する強い馬づくりには人材の育成が欠かせないとして、1990年に開講。これまでに約330名の人材を送り出し、育成調教の担い手として日本産馬のレベルアップに貢献している。就職先における研修生の定着率も高いことから、30期生に対しても大きな期待が懸けられている。


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