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「JRHAセレクトセール2009」概要決まる

JRHA日本競走馬協会はこのほど、7月13、14、15日に苫小牧市のノーザンホースパークで開催する「セレクトセール2009」の概要を発表した。
今年も例年通り、初日に1歳市場、2・3日目に当歳市場を実施。頭数は1歳が150頭、当歳が300頭を予定している。
新たな購買者サービスとして、本年のセール取引から「セレクトセール・プレミアム」の支給を決定。取引馬がJRA2歳重賞競走(ダートグレード競走を含む)を勝った場合、当該馬の所有者にG1競走1000万円、G2競走300万円、G3競走100万円(ダートグレード競走は半額)を支給することになった。一昨年までJRAで実施されていた市場取引馬奨励賞に代わる奨励金を設けることで、需要を喚起する狙いがある。
さらに上場馬のレポジトリー資料、ウォーキング動画(常歩)を同協会ホームページで公開。これにより1歳上場馬のレントゲン写真と上部気道内視鏡動画、上場馬の常歩がインターネットで閲覧可能となる。従来のブラックタイプと静止画に加え、新たな資料を事前に提供することで、国内のみならず海外購買者の誘致にも今まで以上に力を注ぐという。
上場馬募集は3月23日から開始。1歳馬は4月16日、当歳馬は4月27日が募集締め切り(必着)となっている。当歳の出生期限は5月14日正午まで。上場馬は5月21日に開かれる家畜市場上場選定委員会で決定する。
同セールは開かれた市場の確立と、サラブレッド流通の活性化を図ることを目的に1998年に開設。以来、ディープインパクト、キングカメハメハ、アドマイヤムーン、オウケンブルースリなど数多くのG1ウイナーを輩出し、厳選した良血馬が数多く上場される市場として国内外の競馬関係者の注目を集めている。


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