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G1馬シンコウウインディの父デュラブが死亡

1997年のG1フェブラリーS優勝馬シンコウウインディの父として知られるデュラブ(牡27歳、父トップサイダー)が3月4日、繋養先だった熊本県の本田土寿氏の牧場で老衰のため死亡した。
同馬は1982年生まれの米国産馬。現役時代は英G2ジムクラックS、英G3コーンウォリスSなど、英伊独12戦4勝の成績を残した。86年に愛国で種牡馬入りすると、89年英ファーストシーズンサイアーの勝馬頭数部門で首位、90年英2歳サイアーランキングの勝ち鞍数で2位と活躍した。
日本では92年に種牡馬入り。荻伏地区で繋養されていた名種牡馬シーホーク(91年死亡)のシンジケート会員らが中心となり、その後釜として導入された。95年にデビューした本邦初産駒からシンコウウインディやサカモトデュラブ(Jpn2東京盃)を輩出。その後もトーシンブリザード(Jpn1ジャパンダートダービー)、エスプリフェザント(南関東・鎌倉記念)といった数多くのダート重賞ウイナーを送り、成功を収めた。産駒の活躍で97年には117頭、01年には149頭の種付頭数を記録したこともあったが、その後は減少。06年シーズンからは熊本県へ移動し、昨年はサラブレッドの現役最高齢種牡馬として4頭に種付けしていた。


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