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東京ダービー馬ナイキアディライトが優駿SSで種牡馬入り

2003年の羽田盃、東京ダービーを制した南関東2冠馬ナイキアディライト(牡9歳、父ディアブロ)が1月7日午後、種牡馬として繋養される新冠町の優駿スタリオンステーションに到着した。
同馬は02年9月の南関東・船橋デビューから2連勝を達成。3、4戦目はJRAに遠征し敗れたが、5戦目から4連勝で羽田盃、東京ダービーを制し、南関東2冠馬となった。4歳になるとかしわ記念で交流重賞を初制覇し、5歳時にはマイルグランプリを、6歳時には報知グランプリCを、7歳時には日本テレビ盃を制した。通算成績は43戦14勝(うちJRA3戦)。アブクマポーロに次ぐ南関東重賞12勝、南関東タイ記録の5年連続重賞勝利という金字塔を打ち立てた。
種付料は20万円(受胎確認後支払い)、もしくは30万円(産駒誕生後支払い)。愛馬の到着を出迎えた、生産者であるハシモトファームの橋本浩代表は「“無事是名馬”として長い間大きなケガもなく頑張ってくれました。オーナーや自分の繁殖に種付けする予定です。どんな産駒が出るか楽しみ」と夢を馳せていた。ダートで多数の活躍馬を輩出したディアブロの後継として関係者の期待は大きい。
また、同SSでは、昨シーズンまで繋養されていたレギュラーメンバー(牡12歳、父コマンダーインチーフ)が、青森県の山内牧場へ移動した。
現役時代、JBCクラシック、川崎記念、ダービーグランプリとG1級で3勝を挙げた同馬は、04年に種牡馬入り。コマンダーインチーフの後継としてシンジケートが組まれたが、昨年解散していた。主な産駒にダイナマイトボディ(東海・新春ペガサスC)がいる。新天地での活躍を期待したいところだ。


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