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08年度JRA賞馬事文化賞が決定!

JRAでは、1月6日に『2008年度JRA賞 馬事文化賞選考委員会』を開き、受賞者を決定した。
受賞者及び受賞作(敬称略)
亀和田 武 著
「どうして僕はきょうも競馬場に」
<受賞者の略歴>
亀和田 武(かめわだ たけし)
1949年 栃木県生まれ
成蹊大学文学部卒
作家、コラムニスト
漫画雑誌編集等を経て、SF短編集『まだ地上的な天使』で作家デビュー
<受賞作の概略>
旅と競馬を愛するすべての人に捧げる草競馬探訪記。「そこでしか味わえないロマンを求めて競馬の旅は続く」と、国内の競馬場のみならず海外の競馬場にまで足を延ばし、それぞれの競馬場のもつ雰囲気、競馬場周辺の情景、さらにはその裏街道をも描いている。全54話。
<受賞者の声>
【亀和田 武氏 談】
「突然のことで驚いています。地方競馬場をはじめ、全国の競馬場へ向かう旅のことを書いてきました。競馬場があるおかげで今の自分があります。このような賞を受賞できて、大変光栄に思います」
◇選考委員会での経過
2008年度のJRA賞 馬事文化賞の選考は、一昨年11月から昨年10月までの1年間に出版・企画・開催された馬に関する文化作品について、内容を個々に検討のうえ、昨年12月に開催された第1回選考委員会にて最終候補として4点を選出し、第2回選考委員会に諮られた。
同委員会では、受賞作「どうして僕はきょうも競馬場に」は、9年間に亘り地方、中央を問わず様々な競馬場をめぐり、庶民的な感覚で競馬場のみならず、競馬周辺の人間模様についても描いた点が評価された。
なお、受賞には至らなかったが、以下の作品についても、高い評価を得られた。
・佐々部 清監督 映画『三本木農業高校、馬術部 ~盲目の馬と少女の実話~』
(参考)JRA賞 馬事文化賞は、当該年度において文学・評論・美術・映画・音楽等を通じて馬事文化の発展に顕著な功績のあった者(団体を含む)に授与される。


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