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2008年馬産地10大ニュース―その3

⑧2歳新種牡馬キングカメハメハ、今年最初の2歳重賞制覇
8月10日に函館競馬場で行われた今年最初の2歳重賞、函館2歳Sで産駒のフィフスペトルが優勝し、キングカメハメハは2歳新種牡馬のトップを切って重賞制覇を果たした。
新種牡馬産駒が最初の2歳重賞を制するのは、94年のサンデーサイレンス、04年のフレンチデピュティ以来のこと。大種牡馬らの初産駒デビュー時と肩を並べた。産駒はその後も順調に勝ち上がり、JRA2歳種牡馬ランキングでは、2位アグネスタキオンを8000万円抑え首位を快走。94年のサンデーサイレンス以来となる2歳新種牡馬&2歳の2冠達成を確実なものとした。
⑨サラブレッド市場、すべて前年比割れ
米国に端を発した世界的な金融危機は、国内サラブレッド市場にも大きな影を落とした。JRAブリーズアップセール、HBA北海道市場、JRHAセレクトセールなど、今年行われた市場の売上げはすべて前年割れ。JRAの市場取引馬奨励賞廃止の影響も大きく、バイヤーの消費マインドはより一層冷え込んだ。
⑩Mサムソン、アルデバランらが種牡馬入り
06年の2冠馬メイショウサムソン、今年の春の天皇賞馬アドマイヤジュピタ、昨年の高松宮記念優勝馬スズカフェニックスらの、来春からの種牡馬入りが決まった。また、米短距離G1・3勝のアルデバラン、無敗の仏ダービー馬ヴィジオンデタの父チチカステナンゴが日本に導入されることになった。(※数字は12月21日現在のもの)


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