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サイレントディールがブリーダーズSSで種牡馬入り

2003年のシンザン記念など重賞3勝を挙げたサイレントディール(牡8歳、父サンデーサイレンス)が12月18日正午過ぎ、種牡馬として繋養される日高町のブリーダーズスタリオンステーションに入厩した。
同馬は00年のJRHAセレクトセール出身馬。早来町(現・安平町)のノーザンファームから上場され、金子真人氏に1億1550万円で購買された。
02年9月の2歳新馬戦でデビュー勝ち。朝日杯フューチュリティSは8着に敗れたが、続くシンザン記念で重賞初制覇を遂げた。その後は武蔵野S、佐賀記念とダート重賞戦線でも活躍。通算50戦7勝(うち海外1戦、地方8戦1勝)の成績を残した。
12月13日のベテルギウスS(13着)を最後に現役登録を抹消した同馬は、宮城県の山元トレーニングセンターを経由して同SS入り。終始落ち着いた表情で用意された馬房に入ると、出迎えた関係者を安心させた。海外、全国各地の競馬場への遠征を経験していることもあって輸送には慣れたもの。新天地でも動じない強心臓ぶりを発揮していた。
種付料は30万円(受胎確認後支払)、もしくは50万円(産駒誕生後支払)。全姉にトゥザヴィクトリー(GⅠエリザベス女王杯)、ビーポジティブ(GⅢクイーン賞)がおり、血統的にも評価が高いことから、サンデーサイレンスの良血後継として産地の期待は大きい。


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