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中央 アラカルト

朝日杯FSアラカルト

1着セイウンワンダー 岩田騎手
2着フィフスペトル ルメール騎手
3着ブレイクランアウト 武豊騎手
①セイウンワンダー
2番人気セイウンワンダーが3カ月半の休養明けをものともせずに、JRAG1初制覇。前走新潟2歳Sに続いてJRA重賞連覇を果たした。本競走を105日ぶりの実戦で制した同馬は、90年リンドシェーバーの77日ぶりを凌いで、本競走における最長間隔勝利馬となった。また、新潟2歳S勝ち馬による本競走勝利は、04年マイネルレコルト以来2頭目。
②好走目立つ2番人気馬
2番人気馬の勝利はここ5年で4度目と、好走が目立っている。なお、本競走における1番人気馬の連対率は昨年までで.708と高率を誇っていたが、今年の1番人気馬ブレイクランアウトは3着に敗れた。
③G1に強い地方移籍騎手
今年下半期のG1は10レース中4レースを地方競馬からの移籍騎手が勝利。また、短期免許騎手が3勝を挙げており、JRA生え抜き騎手の勝利は3勝にとどまっている。
④親子制覇
セイウンワンダーの父グラスワンダーは97年の本競走を無敗で制した。本競走における親子制覇はマルゼンスキー(父・76年)~ニシノスキー(子・82年)・サクラチヨノオー(子・87年)以来となる2例目のこと。
⑤岩田騎手
本競走初勝利。JRA重賞勝利は、08年秋華賞(ブラックエンブレム)以来となる本年13勝目(うちG1・4勝)で、通算では24勝目(うちG1・7勝)。本年JRAG1・4勝は2勝の4騎手(武豊、内田博、四位、ルメール騎手)を引き離して、本年度単独トップ。また、岩田騎手は中山競馬場での重賞初勝利となり、これでJRA全10場のうち、重賞未勝利は福島・小倉の2場のみとなった。
⑥領家師
本競走初勝利。JRA重賞勝利は08年新潟2歳S(セイウンワンダー)以来となる本年2勝目(うちG1・1勝)で、通算では12勝目(うちG1・2勝。他に95年桜花賞〔ワンダーパヒューム〕)。
⑦関西馬
本年行われた平地G1・21競走のうち、関東馬の勝利はブラックエンブレム(秋華賞)、スクリーンヒーロー(JC)の2勝のみ。関西馬は本競走の勝利で19勝目と圧倒。
(GにはJpnを含む)


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