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メジロベイリーがBRFに移動

2000年のG1朝日杯3歳S優勝馬で、青森県の諏訪牧場で繋養されていたメジロベイリー(牡10歳、父サンデーサイレンス)が、来シーズンから新冠町のビッグレッドファームで種牡馬生活を送ることになった。
半兄にメジロブライト(G1天皇賞・春)を持つ同馬は、00年9月にデビュー。4戦目で初勝利を挙げると、続くG1朝日杯3歳Sも制し、その年のJRA最優秀2歳牡馬に選ばれた。
現役引退後の05年に諏訪牧場で種牡馬入りすると、東北では数少ないサンデーサイレンスの後継として人気が沸騰。初年度から55頭、38頭、29頭、25頭と、同地区では常にトップクラスの種付頭数を記録してきた。
初年度産駒は今年デビュー。メイクデビューで新馬勝ちを果たしたメジロポッターを筆頭に、すでに5頭が勝ち上がり、JRA、NARともフレッシュマンサイアーランキング8位(12月17日現在)と順調なスタートを切っている。
繋養先の移動は「よりチャンスを広げたい」という関係者の熱意により実現。メジロ牧場と同ファームの共有で供用されることになった。
種付料は20万円(受胎確認後支払)もしくは30万円(産駒誕生後支払)。すでに12月10日に移動を済ませ、来シーズンに向けての準備に入った。同ファームでは「初年度産駒が活躍しているので注目していました。サンデーサイレンス産駒のG1ウイナーですから期待しています」と夢を広げている。


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