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アルデバランがJBBA静内種馬場に到着

JRA日本中央競馬会が購買し、JBBA日本軽種馬協会に寄贈したアルデバラン(牡10歳、父ミスタープロスペクター)が12月16日早朝、繋養先となる新ひだか町のJBBA静内種馬場に到着した。
同馬の競走成績は英米25戦8勝。2003年にG1サンカルロスH、G1メトロポリタンH、G1フォアゴーHと3つの短距離G1を制し、その年の米チャンピオンスプリンターに輝いた。
現役引退後の04年から米国のダービーダンファームで種牡馬入り。産駒はデビューした2世代から、海外でアーケイディアズアングル(仏G3ポールドムサック賞)が、日本でダノンゴーゴー(G3ファルコンS)が重賞ウイナーになるなど、目覚しい活躍を見せている。
JBBA関係者や研修生が見守る中、馬運車から新たな地に足を踏み入れた同馬は、長旅の疲れも見せず元気一杯。用意された馬房に入ると寝転ぶなどリラックスした姿を見せ、スタッフを安心させた。到着時の馬体重は504キロ。輸送の負担を軽くするため意識的に軽くしたというが、馬体の張り、毛艶とも申し分なく大物感を漂わせた。
種付料は200万円(前納。不受胎時返還。フリーリターン特約付)。すでに160頭ほどの配合申し込みがあるという。到着を待ちわびていた木村慶純場長は「普段から温厚で、オンとオフの切り替えができる賢い馬です。手先も軽くスピードがありそうですね。すでに日本でも適性を証明しているので成功を信じています。種付けも得意そうなので200頭くらい付けたい」と意気込んでいた。


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