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「強い馬づくり、安定経営を目指す」BTC講演会開催

BTC軽種馬育成調教センターはこのほど、「強い馬づくりと経営の安定を目指す研修会・講習会」を日高町と新ひだか町で開催した。
第1部ではBTCが取り組んでいる「軽種馬用草地管理の基本的な考え方と活用」をテーマに講演。日高農業改良普及センターの田渕修氏、桟石斉氏を講師に迎え、繁殖牝馬や育成馬の健康維持、健全な発育と発達のために、優良な草地がどれほど重要な役割を果たすかが説明された。田渕氏は、草地管理の事例を具体的に挙げながら施肥設計シートの活用方法をレクチャー。桟石氏は土壌分析結果の見方や放牧地維持管理についての考え方を示した。
続く第2部では、北海道農業経営指導スペシャリストの広畑雄三氏が「軽種馬経営における協業化・分業化手法について」講演。「組織化、法人化が難しい」といわれる軽種馬経営について、広畑氏は他の農業での成功例を紹介し、「無理だと決めつけないで」と訴えた。さらに①目標を定める ②取り組む事業を決める ③組織の形を作る ④人材を配置する ⑤心を込めて、いざ実践、と手法を説明。悩み苦しむ生産者を勇気づけた。


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