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中央 アラカルト

JCダートアラカルト

1着カネヒキリ ルメール騎手
2着メイショウトウコン 藤田騎手
3着ヴァーミリアン 岩田騎手
①カネヒキリ復活V!
外国馬含め8頭のダートG1馬(出走取消のマストトラックは含めず)が集結した豪華な一戦。このハイレベルな一戦を制した馬は4番人気のカネヒキリ。屈腱炎のため約2年4カ月の休養を余儀なくされたが、前走の武蔵野Sで復帰。2戦目で復活Vを飾った。本競走は3年ぶり2度目の優勝。通算成績は16戦9勝(うち地方3戦2勝・海外1戦0勝)、統一ダートG1は5勝目となった。
②ルメール騎手
今年のエリザベス女王杯(リトルアマポーラ)に続いて、またもテン乗りでのG1制覇。JRA重賞は通算7勝目で、うちG1が3勝(他に05年有馬記念のハーツクライ)。
③角居師
本競走は3年ぶり2度目の勝利(初勝利もカネヒキリ)。本年度JRA重賞は天皇賞秋(ウオッカ)以来となる5勝目(うちG1・4勝)、通算では27勝目(うちG1・12勝)となった。ちなみに本年のG1・4勝は、調教師JRAG1勝利数で単独トップの数字。
④関西馬
これで本競走は関西馬7勝、関東馬1勝、外国馬1勝となり、関西馬の圧倒的優位の状況が続いている。また、本年度のJRAG1優勝馬内訳は関西馬17勝、関東馬2勝となった。
⑤現6歳馬世代
本年度優勝したカネヒキリは6歳馬であり、2着から4着もすべて6歳馬が独占した。この世代は昨年度の同競走も1着から5着までを独占している。
⑥外国馬
これまで22頭が出走して、1勝3着1回という結果の外国馬。本年度も2頭の外国馬(マストトラックは出走取消)が出走したが、最高成績は、フロストジャイアントの12着。出走のなかった06年を除いて過去最低の成績に終わった。
⑦長期休養からの復活
これまで1年以上の長期休養を経て復帰し、G1を優勝した競走馬は9頭おり、その中でも最も長い長期休養を経験した馬は約1年7カ月の休養を経た後、02年の安田記念を制覇したアドマイヤコジーン。本年優勝したカネヒキリは、4歳から約2年4カ月の休養を経験した後のJRAG1制覇となり、従来のアドマイヤコジーンの記録を実に9カ月も更新することとなった。
⑧JBCクラシック組
前走JBCクラシックに出走した馬が6年連続で連対中の本競走だが、2着のメイショウトウコンの前走もJBCクラシック(3着)。これで7年連続の連対となった。ちなみに、JBCクラシック優勝馬による同年JCダートへの出走は過去7頭いるが、成績は(1.2.2.2)と優勝は07年ヴァーミリアンのみ。今年のJBCクラシック優勝馬ヴァーミリアンも3着に敗れた。
(G1にはJpn1を含む)


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