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ジョージワシントン、唯一の忘れ形見がセリで売却

ジョージワシントン唯一頭の産駒(当歳)が11/21、ゴフス・ノヴェンバー・フォール・セールに上場され、ギルドーンスタッドによって28万ユーロ(約3400万円)で落札された。06年の欧州最優秀3歳牡馬に選出されたジョージワシントンは、昨年一旦愛クールモアスタッドで種牡馬入りしたが、受精能力に問題があることが判明して現役に復帰した。しかし、その後は3戦して勝ち星なし。さらに、G1BCクラシックではレース中に故障を発症して競走を中止、安楽死処分という悲劇的な最期を迎えていた。ジョージワシントンは種牡馬として供用中に約50頭に交配されたが、受胎したのは落札された当歳牝馬の母フローレスリー1頭のみ。この貴重なジョージワシントン産駒は、G3ペネロープ賞の覇者オンブルリジェールIRE(父ダブルベッド)やG1ガーデンシティBCHの2着馬フローリー(父オールドヴィックGB)の半妹にあたる。なお、落札者のギルドーンスタッドは、転売を念頭に置いた購買であることを明らかにしている。


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