ニュース

中央 その他

日本馬12頭がシンガポールへ出国

昨年の国内の1歳市場などでシンガポールのバイヤーなどが購買した2歳馬らが11月17日夕方、出国検疫のため繋養されていた新ひだか町のJBBA日本軽種馬協会静内種馬場からシンガポールへ向け出発した。
シンガポールへの輸出は、昨年夏以来、日本国内における馬インフルエンザの発生により許可されていなかった。しかし今夏、2国間協定で新たに家畜衛生条件を整備。JBBAでも動物検疫所の措置に加え、独自の防疫措置を徹底した。
今回、出国したのは2歳馬10頭、3歳馬2頭の合計12頭。昨年の1歳市場取引馬のほか、JRAやホッカイドウ競馬で出走歴のある現役競走馬などが含まれている。
12頭は10月26日にJBBA静内種馬場に入厩。3週間の出国検疫中には育成場からスタッフが駆け付け、乗り運動やウォーキングマシーンなどでコンディションを調整し、体調管理に気を配った。
出発に立ち会ったJBBAの遊佐繁基氏は、「万全の態勢で送り出しました。たくさん活躍して日本産馬の名声を高めてほしいですね」と、異国からの朗報を期待していた。


ニュース一覧

  • 全て
  • 中央
  • 地方
  • 海外