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「馬の歯の管理」をレクチャー、JBBA講習会開催

JBBA日本軽種馬協会は11月18日、新ひだか町の静内ウエリントンホテルで、米国からジャック・イーズリー獣医師を招き「生産育成牧場における馬の歯の管理」と題した講習会を開催した。
講習会は、JBBAの軽種馬経営高度化指導研修事業の一環。近年、馬産地において、若馬の「ハミ受け」改善や繁殖牝馬の体調向上のために、歯の管理の問題点・重要性が認識されるようになったことから行われた。
イーズリー獣医師は馬の歯科学の分野における米国の第一人者。AAEPアメリカ馬獣医師協会の歯科学委員会のトップを勤めた経歴を持ち、現在は米・ケンタッキー州で臨床獣医師をする傍ら、馬の歯科学に関する書籍の執筆や世界各国で講演を行うなど、この分野のオーソリティとして活躍している。
講習会でイーズリー獣医師は、馬の歯の基本についてスライドや標本を交え説明し、「健康維持のため少なくとも年1回の定期的な検診が必要」と強調した。さらに、フローティングといった基本的な歯の処置も解説。ケアを怠るとボディコンディションが下がるといった弊害を指摘し、手入れの重要性を訴えた。


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