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スウィックV、Aキャット大敗/PFクラシック

11月8日、豪フレミントン競馬場でグローバルスプリントチャレンジ(以下GSC)第7戦・G1パティナックファームクラシック(3歳上、芝1200m、直線、11頭)が行われ、スウィック Swick(セン7、豪J.カミングズ厩舎、M.ロッド騎手)が優勝した。勝ち時計は1分11秒05、馬場状態は Dead(稍重)だった。
勝ったスウィックは父がオライリー O'Reilly(昨シーズンのニュージーランドチャンピオンサイアー)、母クレムアングレーズ Creme Anglaise、母の父クレスティドウェーヴ Crested Wave という血統のニュージーランド産馬。通算成績は31戦6勝で、G1は初勝利。他にG2、G3を各1勝している。
昨シーズンの豪最優秀スプリンターで、ここが今季初戦だったアパッチキャット Apache Cat は、1番人気を裏切る8着に大敗。陣営は特にこれといった敗因も思い当たらないとしている。レース後も引き続き体調面に問題はないが、大事を取ってG1香港スプリント(GSC第8戦、12/14、シャティン、芝1200m)への遠征は中止される模様。
なお、GSCシリーズのポイントランキングは、引き続きオーストラリアのテイクオーバーターゲットAUSが16ポイントで首位。今回10ポイントを加えたスウィックが、GSC第1戦の豪G1ライトニングS2着で獲得した5ポイントと合わせて通算15ポイントとし、2位に上がった。
ただし、シリーズチャンピオンになるためには「3カ国以上のレースに出走、かつ42ポイント以上獲得」することが必要。このレースが終了した時点で、その条件を満たすことが可能な馬がいなくなってしまったので、今年のGSCはチャンピオン該当馬なしとなることが確定している。


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