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「強い馬づくり」講演会開催、国際化に対応した馬産と経営
ＪＲＡ日高育成牧場、ＪＢＢＡ日本軽種馬協会、ＨＢＡ日高軽種馬農協の主催による「強い馬づくり」講演会が９月24日夜、新ひだか町のＪＲＡウインズ静内で開催された。
３団体が共催する講演会は今年で４回目。第１部では昨年に引き続き、米・ケンタッキー州でウインチェスターファームを経営する吉田直哉氏を講師に迎え、「国際化に対応した馬産と経営―ケンタッキーからの提言―」をテーマにした講演を、第２部では吉田氏に加え、日高管内の若手軽種馬生産者を交えて「日高から世界へ」と題したパネルディスカッションが行われた。
吉田氏は講演の中で、販売先として海外に目を向けるのなら、その国の文化を学ぶことや販売の方策を考えるプロジェクトチームの必要性を訴求。また、セリにおいては「下見期間を十分に設けて、じっくり見てもらう。レポジトリーで情報開示を徹底すること」と、パート１国となった日本が海外へ販路を拡大する上での重要点を説いた。
講演会には300人を超える牧場関係者が出席。強い馬づくりに向け、熱心に耳を傾けていた。
