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生産界にも不況の風、キーンランド１歳セールが閉幕
のべ15日間にわたって行われたキーンランド・セプテンバー・イヤリング・セール(ケンタッキー州レキシントン、９／８～11、９／13～23)が全日程を終了。売却率、落札頭数、落札総額、平均価格、中間価格のすべてが前年を下回り、米国競馬サークルに景気後退の風が吹き始めたことを改めて感じさせる結果に終わった。今年の売却率は開催期間中に同時多発テロが発生した01年以来の低調な数字となり、平均価格はキーンランド・ジュライ・イヤリングセールが廃止された03年以降で最も低い数字を記録。セリの目玉と見られていた米年度代表馬アゼリを母に持つ牡馬(父エーピーインディ)が落札希望価格に届かず、770万ドル(約８億900万円)で主取りとなったことも影響した。
