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ペインテドブラック産駒初重賞制覇

9月18日、豪ニューサウスウェールズ州ニューカッスル競馬場で行われたG3ニューカッスルゴールドカップ(3歳上、芝2300m、12頭)で、1999年にステイヤーズSと青葉賞を制したペインテドブラック(父サンデーサイレンスUSA)を父に持つビアンカ Bianca(牝5、G.ウォーターハウス厩舎、N.ロウィラー騎手)が優勝、産駒初の重賞ウイナーとなった。勝ち時計は2分23秒45、馬場状態は Good(良)だった。
ビアンカは父ペインテドブラック、母ブランシュアメリア Blanche Amelia、母の父グローヴナー Grosvenor という血統のニュージーランド産馬で、祖母にG1アヴォンデールカップを含む重賞4勝を挙げたカリエール Cariere を持つ。通算成績は23戦5勝で、前走のワイオングゴールドカップを含めリステッド3勝を挙げていた。
父ペインテドブラックは2002年(6歳時)の日経賞8着を最後に現役を退き、同年からニュージーランドで種牡馬入り。今年の2歳馬を含めて4世代が競走年齢に達しており、“孝行娘”ビアンカは13頭産まれた初年度産駒のうちの一頭。2年目以降の産駒数はそれぞれ19、13、7頭と苦戦を強いられているが、この重賞制覇を契機に波に乗りたいところだ。
今年で12歳(南半球齢では13歳)になるペインテドブラックは、現在も同国カンタベリーにあるグリーンエーカーズスタッドで供用中。今年の種付け料は2500NZドル(約18万円)となっている。


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