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「繁殖馬セール」上場馬決まる、ジェイエス

新ひだか町の軽種馬総合商社(株)ジェイエスはこのほど、10月22日に北海道市場で開催する「ジェイエス繁殖馬セール・秋」の上場馬を発表した。
同セールは現在、日本で唯一開催されている繁殖馬を対象としたセール。毎年秋のみに行われていたが、今年は、繁殖マーケットの需要拡大に伴い1月にも実施し、2度目の開催となる。
これまでに取引された繁殖馬からは数多くの重賞ウイナーが輩出。特に今年の活躍は目覚しく、フィールドルージュ(G1川崎記念)の母やマイネカンナ(G3福島牝馬S)の母、デグラーティア(G3小倉2歳S)の母、セイウンワンダー(G3新潟2歳S)の母と、JRAで4頭の重賞勝ち馬を送り出している。
上場馬は受胎馬179頭、空胎馬29頭の合計208頭を予定。過去最多の頭数となった。受胎馬の中にはサウスヴィグラスの8頭、アサクサデンエンの7頭、デュランダルの6頭をはじめ、ディープインパクト2頭、ダイワメジャー2頭など、79頭の種牡馬を受胎した繁殖馬がラインナップ。また、父としてだけでなく、ブルードメアサイアーとしても優秀な成績を残すサンデーサイレンスを父に持つ繁殖馬も11頭エントリーされた。
セリ名簿は今月下旬完成。上場馬の情報は(株)ジェイエスのウェブサイト(http://www.jscompany.jp)で確認できる。セール当日は受付開始が午前8時、セリ開始が午前9時30分。同社では「大手牧場から多数の上場もあり、質の高い馬が揃いました。過去の実績のとおり、将来活躍する産駒を宿している繁殖がいるはずです」と多くの来場を呼び掛けている。


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