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社台SS種付頭数まとまる、アグネスタキオンがトップ

日本競馬界をリードするトップクラスの種牡馬を数多く繋養する人気スタリオン施設、安平町の社台スタリオンステーションの今シーズン(北半球シーズン)の種付頭数が9月13日、同SSから発表された。
今年の同SS繋養種牡馬は30頭。その総種付頭数は4216頭を記録した。ここ数年、生産頭数が8000頭を切る中でこの頭数は驚異的な数字。まさに一人勝ちといった状況となった。
繋養種牡馬30頭の中で最も多くの種付頭数を記録したのは、アグネスタキオンで229頭。種付料1000万円と高額ながら、今春のクラシック戦線でディープスカイ(G1ダービー、G1NHKマイルC)、キャプテントゥーレ(G1皐月賞)などが活躍し、リーディングサイアー争いでトップを快走する実績が人気を後押し。自己最多の頭数を集めた。
2位はフジキセキと新種牡馬ダイワメジャーで223頭。フジキセキは今春、国内外でファイングレイン(G1高松宮記念)、エイジアンウインズ(G1ヴィクトリアマイル)、サンクラシーク(G1ドバイシーマクラシック)と3頭のG1ウイナーを輩出。リーディング2位と好調をキープし、昨年より63頭増となった。また、ダイワメジャーもシーズン1年目からフル稼働。ベテランスタッフを驚かせるほど無駄のない働きを見せ、バテることなく楽々と200頭の大台を突破した。
以下、オークス馬トールポピーを送り出したジャングルポケットが221頭、サクセスブロッケンの父シンボリクリスエスが217頭、今春誕生した初年度産駒が話題となったディープインパクトが216頭、クロフネが211頭、ゴールドアリュールが204頭、キングカメハメハが202頭、デュランダルが201頭と続き、同SSでは過去最多の10頭が200頭超えを達成した。
また、昨年から種付けを休止していたウォーエンブレムは今シーズン後半より種付けを再開。39頭に種付けした。数少ない産駒からすでに3頭の重賞勝ち馬を送り出すなど、種牡馬としてのポテンシャルの高さは証明済み。今後の動向が注目されるところだ。


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