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ウィークエンドハスラー圧勝マカイビーディーヴァS

9月6日、豪ヴィクトリア州メルボルンの郊外にあるフレミントン競馬場でG2マカイビーディーヴァS(3歳上、芝1600m、10頭)が行われ、先日07/08年シーズンの豪年度代表馬に選出されたウィークエンドハスラー Weekend Hussler(セン4、R.マクドナルド厩舎、B.ロウィラー騎手)が優勝した。勝ち時計は1分38秒60、馬場状態は Dead(稍重)だった。
ウィークエンドハスラーはスタートしてすぐ2番手に取り付き、スローな流れにも折り合いを欠くことなくスムーズに直線へ。追い出されると反応良く伸びて後続を置き去りにし、瞬発力の差をまざまざと見せつけた(レースの上がり3ハロンは33秒52だった)。
2馬身半差の2着には昨シーズンのG1サウスオーストラリアンダービーを制した牝馬ザリタ Zarita(父ペンタイアGB)、さらに3/4馬身離れた3着には4月のG1AJCオーストラリアンダービー3着以来の競馬となったリットリオ Littorio が入った。
そして、8月のG2J.J.リストンSでウィークエンドハスラーを2着に下したライトファンタスティック Light Fantastic はその後ろの4着。直線で一旦ウィークエンドハスラーの背後まで迫ったが、最後は逆に差を広げられる完敗だった。
ウィークエンドハスラーは父ユソネット Hussonet、母ウィークエンドビューティ Weekend Beauty、母の父エリシオFRという血統の豪州産馬。祖母ノットオンフライデイ Not On Friday はG3アンガスアルマナスコSを制しており、その産駒から2頭のG3勝ち馬を送っている(ウィークエンドビューティは不出走馬)。
この勝利で通算成績を11戦9勝(うちG1・6勝)としたウィークエンドハスラーの次走は芝1800mのG1アンダーウッドS(9/20、コーフィールド)。いよいよマイル超の距離へのチャレンジが始められる。


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