ニュース

中央 その他

ホッカイドウ競馬支援へ、寄付金募集

HBA日高軽種馬農協、胆振軽種馬農協、十勝軽種馬農協の3つの軽種馬団体は、苦境に立つホッカイドウ競馬を支援しようと、各組合員からの寄付金を募っている。
同競馬は、来年4月から運営を馬産地主導の北海道軽種馬振興公社へ移管。日高町の門別競馬場を本場化し、文字通り“馬産地競馬”に生まれ変わる。しかし、同競馬場をメインにするには、スタンドの改修やナイター設備の新設などの施設整備に多額の費用が必要。そこでHBAらは「生産者にとってホッカイドウ競馬の廃止は死活問題。今こそ生産者が先鞭を切って支援に立ち上がろう」と寄付集めを開始した。現在、HBAでは各生産振興会を通じて寄付金集めに奔走中。その後は賛助会員や協賛企業などへも協力を仰ぐ考えだ。
莫大な累積赤字を抱える同競馬は2010年度までの収支均衡を目指し、懸命に再建中。産地では「自分たちの手で馬産地競馬を守ろうという決意で」という気運が高まっている。


ニュース一覧

  • 全て
  • 中央
  • 地方
  • 海外