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10歳馬がBC出走へ、イヴニングアタイアが権利獲得
今年から新設されるBCマラソン(サンタアニタ、AW12ハロン)に10歳のベテランが挑むことになった。勝ち馬に優先出走権が与えられるグリーンウッドカップS(7/19、フィラデルフィアパーク、ダート12ハロン)を81/4馬身差で制したイヴニングアタイアで、このまま無事、出走にこぎ着ければBC最高齢出走馬となる。イヴニングアタイアは4歳時(02年)にG1ジョッキークラブゴールドカップSを制した古豪で、これまで69戦15勝。BCには過去に2度出走経験があり、02年のG1BCクラシックではヴォルポニの4着に入線。翌年も同レースに挑み、プレザントリーパーフェクトの7着だった。同馬は9歳も終わりに近づいた昨年12月のG3クイーンズカウンティHで9つ目の重賞制覇を飾るなど、今なお健在を示しており、グリーンウッドカップSでは2:29.90をマーク。92年にラフアミニットが記録したコースレコード(2:31)を大幅に縮め、ここに来て再び、上昇曲線を描いている。BCの最高齢出走は00年のG1BCターフで3着したジョンズコールUSAと01年のG1BCスプリント(13着)に出走したベットオンサンシャインの9歳。最高齢優勝は一昨年のG1BCマイルを制したミエスクスアプルーヴァルら3頭が持つ7歳となっている。