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シーキングザダイヤが米国へ向け旅立ち

今春から新冠町の優駿スタリオンステーションで種牡馬生活を送っていたシーキングザダイヤ(牡7歳、父ストームキャット)が7月21日、米国へ輸出される準備に入るため同SSを退厩した。
同馬は、日仏G1を制したシーキングザパールの初仔。現役時代はG2ニュージーランドTをはじめ、5つの重賞を制したほか、ジャパンCダート2着2回などG1・2着9回と善戦し、ダートG1戦線で活躍した。
今シーズン限りの供用ということで産地の期待は大きかったが、シーズン当初は疾病のため種付けを休止。他の種牡馬へ配合変更する生産者もいた。しかし、5月から復帰すると申し込みが殺到し、実働2カ月半で123頭の種付けをこなした。「一日の限度を超え、種付けをお断りすることもありました」と同SS。予想以上の人気に驚きを隠せないでいた。
米国へは8月上旬に出国予定。来年から米の名門・ヒルンデイルスタッドで供用される。全米チャンピオンサイアーの父と欧州G1を制した母を持つ良血馬だけに、現地でも歓迎ムードという。
愛馬を送り出した同SSでは「短い期間だったが別れるのは寂しい。種牡馬を引退したストームキャットの後継として、活躍馬をたくさん出してほしい」と激励していた。


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