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イナリワンが道内のイベントに登場（北広島）
南関東・大井からＪＲＡに移籍し、1989年の天皇賞・春、宝塚記念、有馬記念を制して年度代表馬に輝いたイナリワン（牡24歳、父ミルジョージ）が６月22日、北広島市の乗馬施設ホースフィールドワッツで行われたイベント「第５回ワッツワンダフルワールド！」に元気な姿で登場し、ファンを喜ばせた。
同馬は2003年の種付けを最後に種牡馬生活を引退。現在は新ひだか町のポニーファームで功労馬として余生を送っている。昨夏には大井競馬場でのお披露目が計画されたが、馬インフルエンザの影響で頓挫。昨年12月に改めて凱旋してファンにお披露目されたが、今回は初めて道内のイベントへの参加となった。
イベント当日は、流鏑馬や体験乗馬などが催された会場の一角に展示。24歳とは思えぬ若々しい姿で来場者に愛嬌を振りまいた。往年の名馬と対面したファンは「間近で見られて嬉しい」と感激。イベントのサプライズゲストにシャッターを切っていた。
