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豪馬インフルエンザ禍のレポートがまとまる

オーストラリアで昨年8月に始まった馬インフルエンザの大流行に関するレポートが6月12日、オーストラリア連邦政府から発表された。
調査委員会を統括した元連邦高裁判事のイアン・カリナン氏はレポートの中で、確実ではないものの、日本からのシャトル種牡馬によって馬インフルエンザウイルスがもたらされたとしている。
ウイルスが拡散した理由については、最初に感染馬が発見されたシドニーのイースタンクリーク検疫所に出入りしていた人間の衣服などに付着して拡がった可能性が高いとし、体制の不備を指摘した。
カリナン氏はあわせて、馬の輸入に関する統括管理官の任命、検疫体制の強化など38の提案を行った。政府はそれを受け入れ、今後の再発防止に努めるとしている。


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