ニュース

中央 その他

平取で1歳品評会開催

平取町の平取軽種馬生産振興会は6月18日、1歳馬の育成・馴致を競う「第41回1歳育成管理品評会」を開催した。
今年の同品評会には16頭(牡12頭、牝4頭)が出陳。三石地区同様、出陳牧場を訪問する巡回式で実施された。
審査は、JRA日高育成牧場の朝井洋場長、JBBA静内種馬場の木村慶純場長、HBA日高軽種馬農協の園田要獣医が担当。同振興会会員や来賓らと各牧場を巡回し、飼養管理状態や歩様などを注意深くチェックした。
厳正な審査の結果、最優秀賞はトウカイルックスの19(牡、父フレンチデピュティ、出陳:(有)二風谷ファーム)が、金賞にはトウカイミヤビの19(牡、父ゴールドアリュール、出陳:(有)びらとり牧場)が、銀賞には2007ハローサンライズ(牡、父クロフネ、出陳:(有)雅牧場)が選ばれた。
以前は各地域で行われ、馬産地の夏の風物詩となっていた品評会。産地を取り巻く環境の変化など、時代の流れとともにその数も減少し、現在は三石と平取地区の2カ所だけになってしまったが、同振興会の稲原敏也会長は「会員数も減り、品評会を続けていくのも大変ですが、伝統ある行事なのでこれからも開催していきたい」と話していた。


ニュース一覧

  • 全て
  • 中央
  • 地方
  • 海外