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KRAのトレーニングセール購買馬が韓国へ出発

5月26、27日に行われた2歳トレーニングセールにおいて、KRA韓国馬事会が購買した2歳馬が6月9日夕方、検疫先だった新ひだか町のJBBA日本軽種馬協会静内種馬場を後にした。
KRAの国内セールへの参加は、今年で5年連続5回目。今年は、26日に札幌競馬場で開催されたHBA日高軽種馬農協主催のトレーニングセールで6頭、27日に浦河町のJRA日高育成牧場調教場で開かれたひだか東農協主催のひだかトレーニングセールで7頭の、合計13頭(総額2689万500円、平均価格206万8500円)を購買した。
購買馬は6月1日にJBBA静内種馬場に入厩。特徴検査や歩様チェック、馬体重の測定などを受けて検疫に入った。検疫期間中は施設内にあるウォーキングマシーンなどで体調を管理。細心の注意を払い、旅立ちの日を迎えた。韓国へは陸路と海路で移動。2泊3日の行程で12日到着した。
出発時にはJBBAやHBAのスタッフが見送り。JBBA静内種馬場の木村慶純場長は「昨年よりも良質馬が揃っていると思う。たくさん勝って日本産馬の評価を高めてほしい」とエール。海の向こうでの活躍を祈っていた。
近年、日本産馬の韓国への輸出は増加一途。現地でも重賞ウイナーを輩出するなど、着実に成果を上げている。KRAでは輸入馬の購買価格に上限を設けているが、それを引き上げる方向で具体的に検討を始めているという。


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