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今週末はベルモントS!

現地時間6月7日、米ニューヨーク州ベルモントパーク競馬場で米牡馬三冠の最終戦・G1ベルモントS(3歳、ダ12F)が行われる。ビッグブラウン Big Brown による三冠達成か、日本のカジノドライヴUSA(牡3、美浦・藤沢和雄厩舎、父マインシャフト)による「きょうだい3連覇」達成か。現地でもこの2頭の一騎打ちという見方が支配的になっている。
ビッグブラウンの強さは圧倒的。G1ケンタッキーダービーは4-3/4馬身差、G1プリークネスSは5-1/4馬身差と、いずれも力の違いを見せつける楽勝だった。中間に左前肢の裂蹄が報じられたが、陣営は問題なしとしており、馬場入りを数日休んだほかは、おおむね順調にトレーニングを積まれている。三冠への視界に曇りはない。
もし、ビッグブラウンを力でねじ伏せる馬がいるとしたら、カジノドライヴUSA以外には考えられない。半兄ジャジル Jazilが一昨年、半姉ラグズトゥリッチズ Rags to Riches が昨年、それぞれこのレースを制覇。この上ない血統背景を持つ。デビュー2戦目で海外重賞制覇という離れ業を演じ、そのポテンシャルも証明済みだ。
G1ケンタッキーダービー3着のデニスオブコーク Denis of Cork、4着のテールオブエカティ Tale of Ekatiは、ともにG1プリークネスSをスキップしてここに備え、距離延長に望みを託すが、G1ケンタッキーダービーではビッグブラウンの影さえ踏めなかった2頭。ビッグブラウンの自滅待ちか。
なお、レースの模様は6月8日(日)7:00~8:00にグリーンチャンネルで衛星生中継される。


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