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日高町議連所有馬、ヒダカトップロード初勝利

馬産地・日高町の町会議員らが所有する競走馬、ヒダカトップロード(牝3歳、父ナリタトップロード、北海道・堂山芳則厩舎)が5月15日、札幌競馬場で行われたホッカイドウ競馬の1Rに優勝し、待望の初勝利を挙げた。
同馬は「地元・馬産地競馬を応援しよう」と日高町の三輪茂町長や町議6人ら10人で結成した組合馬主「日高町議連」の所有馬。生産、育成、父、母、祖母のすべてが地元という生粋の日高育ちだ。同議連は、昨年6月に行われたトレーニングセールにおいて210万円で同馬を購買。父の名と町名を合わせて「ヒダカトップロード」と命名した。
昨年10月のデビュー戦は3着と好走。その後は9着、2着、5着と期待を裏切っていたが、この日はスタートから好位を追走し、最後は後続に5馬身の差を付け圧勝。デビューから5戦目で嬉しい初勝利となった。
来年度から門別競馬場をメインとする、馬産地主導の競馬への移行を進めている中での朗報に、関係者は「待ちに待った初勝利でうれしい」と笑顔。今後も話題の提供を大いに期待していた。
これまでに同競馬では、同議連のほか、新冠町の町議らも組合馬主「新冠軽種馬議連組合」を結成し、競走馬を所有。自治体挙げて馬産地競馬の活性化にひと役買おうと応援を続けている。


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